株式市場とは?

企業が発行した株式を売買する市場です。株価は企業の業績だけでなく、景気、物価、金利、為替、投資家の期待など、さまざまな要因を織り込みながら動きます。

💡

株価は「今」だけでなく「これから」も反映します
良いニュースでも、すでに予想されていた場合は株価が上がらないことがあります。

そもそも金利とは?

お金を借りるときに支払う費用、または預けたり貸したりしたときに受け取る対価の割合です。世の中にはさまざまな金利があり、期間や信用力によって水準が異なります。

短期

政策金利・短期金利

中央銀行の金融政策などの影響を強く受け、預金や変動金利型ローンにも関係します。

長期

長期金利

代表的には長期国債の利回りで、将来の景気や物価などの見通しも反映します。

金利が上がるとどうなる?

企業の借入負担が増えやすい

設備投資や事業拡大の費用が増え、企業利益の重荷になる場合があります。

株価の評価が変わることがある

預金や債券などの利回りが上がると、株式に求められる収益水準も変わり、株価の下押し要因になる場合があります。

債券価格は下がりやすい

新たに発行される債券の利回りが上がると、低い利率の既発債券の魅力が相対的に下がります。

預金金利にはプラスの場合も

預金や一部の債券で、受け取れる利息が増える可能性があります。

金利が下がるとどうなる?

企業や個人がお金を借りやすくなる

借入負担が軽くなり、設備投資や住宅購入などを後押しする場合があります。

株式に資金が向かいやすくなることがある

預金や債券の利回りが低下すると、より高い収益を求める資金が株式へ向かう場合があります。

債券価格は上がりやすい

新たに発行される債券の利回りが下がると、高い利率の既発債券の魅力が相対的に高まります。

金利上昇で必ず株安、金利低下で必ず株高になるわけではありません。景気や物価、変化の理由、事前の市場予想によって反応は異なります。

暮らしへの主な影響

預金金利上昇時は受取利息が増える可能性
住宅ローン特に変動金利型では返済負担へ影響する可能性
企業活動借入費用や設備投資、利益へ影響
為替国内外の金利差が変動要因の一つ
資産運用株式・債券・REITなどの評価へ影響

ニュースで見る4つの言葉

  • 政策金利中央銀行が金融政策を行う際の中心となる金利です。
  • 物価上昇率物価の上昇が続くと、金融政策や企業収益に影響します。
  • 長期金利将来の景気・物価・金融政策への見方を反映して動きます。
  • 企業業績売上や利益、今後の見通しは株価を考える基本情報です。

長期投資で意識したいこと

ニュースだけで売買を決めない

発表された情報が、すでに価格へ反映されていることもあります。

金利が動いた理由を見る

景気改善、物価上昇、金融政策変更など、背景によって意味が異なります。

資産全体で確認する

株式だけでなく、債券、預金、住宅ローンなどへの影響も含めて考えます。

目的と期間へ戻る

短期的な値動きではなく、当初の目的や運用期間に変化がないか確認します。

よくある質問

金利が上がったら株式を売るべきですか?

金利だけで一律に判断することはできません。金利上昇の理由、投資先、運用目的、期間、資産配分を確認します。

金利が上がると、すべての企業に悪影響ですか?

影響は業種や財務状況によって異なります。借入の多い企業には負担となる一方、事業内容によって恩恵を受ける場合もあります。

毎日の市場ニュースを見る必要がありますか?

長期の積立投資では、日々の値動きを追い続ける必要はありません。定期的に目的や資産配分を確認することが大切です。

参考情報

金融政策・金利の基礎情報:日本銀行「教えて!にちぎん」
株式市場の基礎情報:日本取引所グループ「株式投資の基礎」

この記事は一般的な情報提供を目的としており、将来の相場を予測したり、特定の商品や売買時期を推奨したりするものではありません。

ニュースと資産運用の関係を整理したい方へ

家計や保有資産への影響を確認しながら、今後の考え方を一緒に整理します。

相談について詳しく見る