アクティブファンドとは?
運用会社の調査や分析に基づいて銘柄を選び、あらかじめ定めた運用方針に沿って資産を運用する投資信託です。市場指数を上回る成果を目指すもののほか、収益の安定や特定テーマへの投資を目指すものもあります。
「アクティブ=積極的に売買する」とは限りません
長期保有を重視する商品もあります。名称ではなく、目論見書に記載された運用方針を確認します。
インデックスファンドとの違い
運用方針に基づいて選ぶ
企業調査などを通じて銘柄や配分を決め、指数を上回る成果など独自の目標を目指します。
指数への連動を目指す
特定の指数と同じような値動きを目指し、市場全体へ幅広く投資します。
主な魅力
- 独自の調査・分析を活用できる企業訪問や財務分析など、運用会社の知見を基に投資先を選びます。
- 指数に含まれない企業へ投資できる市場でまだ注目されていない企業を組み入れる場合があります。
- 特色のある運用方針を選べる成長企業、配当、社会課題など、さまざまな考え方の商品があります。
- 市場平均と異なる成果を目指せる運用がうまくいけば、比較対象の指数を上回る可能性があります。
注意したいポイント
指数を下回ることもある
調査や銘柄選定が常に成果につながるとは限りません。市場平均を下回る可能性があります。
コストが高い傾向
調査・分析や運用判断を行うため、インデックスファンドより信託報酬が高い商品が多い傾向です。
運用担当者や体制の影響を受ける
担当者の交代や運用体制の変更によって、投資判断や運用結果に影響が出る場合があります。
商品ごとの差が大きい
同じ「アクティブファンド」でも、目的、投資対象、リスク、コストは大きく異なります。
運用実績を見るときのポイント
適切な比較対象を見る
国内株式と海外株式など、異なる市場の商品同士を単純に比較しないようにします。
複数の期間で確認
直近1年だけでなく、3年・5年など異なる市場環境を含む期間でも確認します。
値上がりだけでなく値下がりも見る
好調なときの利益だけでなく、下落時の値動きや振れ幅も確認します。
コスト控除後の実績を見る
保有中にかかる信託報酬などを考慮した基準価額の推移を確認します。
選ぶときの6つの視点
- 運用目的・運用方針何を目標に、どのような方法で投資する商品か。
- 投資対象と地域株式、債券、国内、海外など、どこへ投資するか。
- 運用体制担当者だけでなく、調査・意思決定の体制が継続できるか。
- 信託報酬などのコスト期待する運用内容に対して、費用が納得できる水準か。
- 運用実績とリスク比較対象や市場環境と照らして、一貫性があるか。
- 純資産総額と資金流出入安定して運用を継続できる規模や状況か。
どちらを選べばよい?
インデックスファンドとアクティブファンドは、どちらかが常に優れているわけではありません。低コストで市場全体への投資を目指すのか、運用方針や調査力に期待するのかによって選択が変わります。
組み合わせる方法もあります
資産形成の中心をインデックスファンドとし、一部に納得できるアクティブファンドを組み合わせる考え方もあります。商品数を増やしすぎず、資産全体で判断します。
よくある質問
手数料が高いほど運用成績もよいですか?
いいえ。コストの高さが将来の成果を保証することはありません。運用方針や実績、リスクと合わせて確認します。
直近の成績がよい商品を選べばよいですか?
短期間の成績は特定の市場環境に左右されます。複数期間の実績や運用方針の一貫性を確認します。
NISAで購入できますか?
NISA対象のアクティブファンドもあります。利用する投資枠と金融機関の取扱商品を確認してください。
参考情報
制度の詳細・最新情報:金融庁「NISAを知る」
投資信託の基礎情報:投資信託協会「投資信託を学ぼう」
この記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の商品や運用会社を推奨するものではありません。投資には価格変動等のリスクがあります。
投資信託の違いを整理したい方へ
目的や期間、コストを確認しながら、ご自身の選び方の軸を一緒に整理します。
相談について詳しく見る